志野茶盌(shino-28)
11.7cm(径)×8.7cm(高)
  杉本は桃山時代の志野に近づくため、長石釉の研究と良質のモグサ土の入手に
10年余を費やして、念願の志野を発表しました。


この作品に見られるように高台脇の釉際に現れた火色が見事ですが、
杉本は小手先のテクニックを弄せず、自然にそれが現れるように
試行錯誤を重ねた結果生まれたものです。