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玄覚貞光 私の選んだ逸品作 | |||||
Excellent piece selected by artist own | |||||
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伊賀花入 | |||||
12.8cm(D)22.5㎝(H) | |||||
税込価格 715,000 円 (共箱) | |||||
古伊賀と呼ばれるやきものは、桃山時代から江戸初期にかけて、 | |||||
それ以前の「筒井伊賀」を引継ぎ、古田織部が指導して | |||||
伊賀の城主・藤堂高虎が作らせたもので、 | |||||
全て茶の湯に使う水指・花入・香合などの茶道具です。 | |||||
耐火度の高い土を使い、赤松の薪で10日間ほど焼き |
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それを何度も繰り返すという壮絶な焼き方で | |||||
「伊賀の七度焼き」と言われるほどでした。 | |||||
当然完品も少なく、名品と謳われ | |||||
現代に伝わっている作品は、全て疵があります。 | |||||
評価が高かったのですが、財政的に持たず、絶えてしまいます。 | |||||
その後、伊賀焼は再興されますが、施釉のものになり | |||||
江戸時代に焼かれた「古伊賀」は存在しません。 | |||||
杉本は、穴窯を築き「古伊賀」と全く同じ手法で | |||||
数々の作品を生み出し、高い評価を得ています。 | |||||
この作品は古伊賀のデザインではなく筒花入ですが | |||||
「焦げ」「火色」「ビードロ」と見どころを全て備えた逸品です。 | |||||
「古伊賀」の作品は全て美術館や個人のコレクションに収まっており | |||||
古伊賀に迫ると評価の高い杉本作品は貴重です。 |
YouTubeでもご覧いただけます 杉本貞光 伊賀筒花入- YouTube Studio |
杉本先生から委託を受けてギャラリーレックスが |